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女性起業家成功への11ゴール

2008年09月20日

閉所恐怖症の方からメール

このブログに、以前、書き綴っていた方から、

久々にメールがありました。

★ ★ ★

今オリーブのブログをいろいろ見ていました。

(我が家は最近インターネットを繋いだので)
そうしたら私の事が載っていて…。

その節はありがとうございましたface01

なかなか前に進めず、報告が大変遅くなりましたが、バスと新幹線トライやっとしました。

でも一人ではなく、娘に付き合ってもらいましたが…。
バスは自宅から静岡駅まで、新幹線は静岡からひと駅ですが、掛川まで。この夏チャレンジ成功でしたicon06

ありがとうございましたface02

柴田さんに出会わなければ、今もバスや電車は無理だと思い、進歩なしの人生でした。

本当にありがとうございました。

報告遅くなってすみませんでした。
柴田さんすごいです。

年末に東京まで新幹線トライの予定です。
また結果報告しますねicon12

★ ★ ★  

2007年08月30日

「冷たい」と言われて・・・

先日、オーラソーマを体験したYさんが、再度、来店してくれました。
そこから、話をしていくうちに、いろいろ悩みが出て来ました。

Yさんは、過去において、男性に”冷たい人だね”と言われた一言が、心に残り、
絶えず、人には優しくしなくていけない・・・と思う日々が、続いています。

Yさんの印象は、とっても物腰が柔らかく、清楚で、理知的な方です。
冷たい人・・・のようには拝見されません。

そこで、その”冷たい”と言われた、時にヒプノ(催眠療法)で戻ってもらいました。
そこで、分かったことが、

その時は、確かに自分(Yさん)は、遠くを見つめていたし、心ここにあらず・・・だったということ。

また、その時に、言われた・・・と思っていたが、実は、
メールで、言われたってこと・・・が分かりました。

そして、そのメールも、あまりのショックで、全部読んでいなかったことも。


Yさんは、「私は、冷たい人間だから、勤めてやさしくしなければいけない。」
と思い、その、教訓を今後に生かしたくて、ゆがんで記憶に残す。
いつも、その記憶を心に、留めておけば、自分が改善される。

いやな記憶だが、残しておくことで、利益を得る・・・。
これが、二次利得です。

人間は、このように、深く、奥底で、ストレスである物事を大事にしてしまうのです。
これが、ヒプノで潜在意識にアクセスすると、分かってくるのです。


もう、この”冷たい”と言われた、記憶は、Yさんにとってまったく必要ありません。
自ら、その相手に冷たい態度をとっていたのですから。
そして、些細なことでも、”人に優しくしなくては”と脅迫観念になっていたのです。

Yさんは、とても優しい方です。
それまで、そのように言われたことなどなかったのです。


今回のカウセリングで、この記憶は、捨ててしまう、イメージトレーニングもしました。


Yさんは、
とても、すっきりして玄関で、さよならを告げていると、
「僕をかまって~!!」
と、せがむミニチュアが、出てきてしまいました。


人間好きな、この犬は、人を見れば、足にじゃれ付いたり、ひざに乗ろうとしたり、それは、
もう・・・必死でデジタバ・タジタバタ。

でも、今日は違っていました・・・。
おとなしいのです・・・。

全く様子が違います。
Yさんが、なでなでしてくれると、幸せ絶頂の顔。
いつもなら、なでてもらっても、うるさく動き回るのに・・・。

二人で、「これって、ヒーリング効果?」
と言いながら、しばらく、Yさんも、この癒された、時間を味わってました。

まったりした、午後のこの時間・・・。
幸せそうに、Yさんは去っていきました。

  

2007年05月24日

閉所恐怖症 その後3

閉所恐怖症 その後2の続き・・・

晴れ渡るお日様の下、護国神社の緑の中を散歩し、ついでに、お参りまでして来て、駅まで戻った。


帰り道の電車は、どうだろう?
でも、心配無用だった。

行きよりも、リラックスして、周りの広告を見る余裕が、生まれたようだ。
「よく、やったよね。すごいね。」自分から口に出てしまうほど、とても、喜んでいる。

そして、驚くことに、彼女はあんなに嫌だった、ドアの音に、耳を済ませていた。
「あれ?閉まる時、ドアって、ガッタン!っいう・・・」

「そうだね、私も聞いていたが、プシューって音じゃない、何の音だろう?
電車が止まる時の音?発車する時??」

二人で耳を済ませてしばらくいると、次の駅で、何の音か判明した。

ドアが開く音だった。
ドアが開くときの、エアーの音だ。

ここでも、人間の記憶の塗り替え、思い違いが現れる。
もちろん、こんなことは、誰しも日常茶飯事。

閉じ込められる恐怖が、音として、記憶に焼きついたが、実は、開いた時の解放(開放)の音だったのだ。

そして、短い旅は終わり、お祝いにランチをご馳走した。
終始、彼女は、「私ってすごい!よく、やったよ!」
と、自分で、自分を褒めている。
もちろん、私も、褒めっぱなしだ。

これも、第1回のとき、親に褒められた記憶が無い(これも記憶の行き違いもありえるが)
との、ことだったので、自分をもっと褒める習慣をつけようと、アドバイスしていた。

彼女は大いに、自分のやったことに満足感と達成感、そして、評価を下して、満ち足りている。
 
「次は、西に住んでいる姉のところに、新幹線で行けるかも・・・やってみるね」
「そしたら、また連絡ちょうだい。」

と、言って別れた。


しかし、私には、一抹の寂しさが・・・

(私にも、「すごい~!」って言ってもらいたかったな・・・)
(苦笑)  

2007年05月23日

閉所恐怖症 その後2

閉所恐怖症 その後 の続き・・・・

電車に乗ってみよう・・・。
それでも、私も不安がない訳ではない。
万が一、気分が悪くなったら、目をつぶってもらうことも、考えて、NLPで、受講した、ブラインドウォークをまず、やってみようと、提案した。

ブラインドウォークとはココ

これを、やることによって、彼女と私にさらに、信頼関係が生まれ、さらに、目をつぶっても、私と二人で歩いて帰ってこれると、実体験するわけだ。

表を10分ほど、ブラインドウォークで、歩き、安心して、私と、目をつぶっても歩けるころを、納得したところで、駅に行ってみた。

静岡には、JRと静岡鉄道がある。
静岡鉄道の方が、空いているだろうし、駅の間隔が狭い。
降りたくなったら、すぐ、次の駅に着く。

新静岡センターというところから、切符を買って、一駅だけと言う約束で、乗り込んだ。

立つ?座る?と聞くと、座るとの返事。
緊張を隠すため、少し大きい声で、話を絶えず、続けている彼女が横にいる。
でも、座って数分、経つが、大丈夫そうだ・・・。

難所は、次の駅に着き、ドアが開き、そして、ドアが閉まる瞬間だ。
まさに、閉じ込められる瞬間の音。
{プシュー~~}この音を聞くと、ヘナヘナとなるそうだ。

次の駅は、日吉町だ。
「降りる?」
「大丈夫そう、この120円切符で、4駅先の柚木駅まで行けるから、そこまで行ってみたい」
「じゃ、そうしよう」

そして、ドアが閉まる・・・。

「・・・・」
「・・・・」

彼女が口を開く、
「・・・前の時と、違う。3,4年前に乗ったときは、もう降りてたし、気分が悪くなってた。今日は、大丈夫だ」
「じゃ、柚木まで行こう、そうだ、天気もいいし、柚木駅にある、護国神社まで散歩しよう」

そうして、私たちは、柚木駅で降りた。
ドアを出て、2,3歩歩くと、二人でハイタッチ!
「やったね!」

これが、その駅の看板だ。                      
そして、切符。

彼女は、看板の前で記念撮影。

こんなとこで、記念撮影してる人は、珍しいだろうな。
この駅は、国道沿いにあるから、行きかう車からもよ~~くみえるはずだ。

そして、護国神社へと歩いた。


続きは、また。  

2007年05月22日

閉所恐怖症 その後・・・

以前、記事にも書いた、閉所恐怖症の方の、3回目のコンサルティング。

彼女は、11年前に、突然、電車で、立っているのが困難な状況になり、その場に崩れ落ちるように、しゃがんだままで、2駅過ごし、何とか、駅から出て、知人に迎えに来てもらった経験がある。
それ依頼、電車・バス・車・エレべーターなど、乗れなくなった。

その後、通院しながら、薬を服用する11年間が続いた。

ここ2、3年くらいは、改善しつつ、車も近場なら運転も出き、エレベーターも乗れるようになった。

しかし、電車とバスだけは、どうしても恐怖が付きまとい、乗れていなかった。

3,4年前に一度、ご主人と乗ることにトライしたが、極度の緊張感で、気持ち悪くなり、降りた後は、足がガクガクしたそうだ。

そして、また、乗れない日々が続いていた。

そんな彼女が、私が、催眠療法で直るかも?と提案したので、コンサルティングに来てくれることになった。

1回目は、お話を聞き、2回目は、一歩前進・・・
具合が悪くなっても、誰も助けてくれないとの記憶が、思い込みだったことが判明。
詳しくは、ココ

3回目の今日は、催眠療法(ヒプノセラピー)や、NLPでも実践されてる、”恐怖症劇場”というネーミングの、改善策がある。

この療法を使ってみた。
自分を映画のスクリーンの中に入ってもらい、そこから、誘導していく。

やり終えると、電車に乗ってみる、というイメージが、楽に達成できてる感じがしてきたそうだ。
(これは、行けるかも?)と、彼女の明るい雰囲気から、私は、察した。

「乗ってみる?」
と聞くと、「うん」と、ひとつ返事。
本来、ココまで付き合わない。
行けそうだ、と感じてくれればそれで、お仕事終了。
でも、知り合いでもあるので、最後まで面倒を見たい、と言う気持ちが、ムクムク膨らんだ。



長くなったので、続きはまた・・・。  

2007年05月08日

閉所恐怖症

閉所恐怖症の方の、カウンセリングの2回目です。

彼女は、10年ほど前、電車で、急に、血の気が下がり、その場にしゃがみこんでしまった経験があり、その後、電車のドアの閉まる音が、すると、その時の恐怖が、蘇ってきます。

以来、電車、バスには乗れず、自家用車は、何とか、運転できるようには、なって来ています。

細かい話は、ここでは、避けますが、そのしゃがみこんだ時の、体調の悪さ、また、周りの視線が、冷たく、また同じ経験をするのでは?と、何かあっても他人は、頼れないと、思っています。

そこで、催眠療法で、その時に戻ってもらいました。
すると、驚いたことに、今まで、10年間、思い出さなかったことが、思い出されました!

彼女は、誰も助けてくれなかった、誰もそ知しらぬふりだった、ことを、脳裏に焼き付けていましたが、実は、一人の女性が声をかけて、そばにいてくれたのです。
その女性は、彼女が、「大丈夫だ」と告げたので、しばらくすると、その場を去ったようです。

話を聞いていると、どうもその時の彼女には、「近づかないでオーラ」が出てたようです。
その様子を聞いていた、回りの人々も、声をかけないでいたようです。

・・・・・
人って、このように、記憶が曖昧で、都合のいいように、書き換えてしまう場合があります。
(この場合は、他人は冷たいと思い込むことで、体調崩しても人は助けてくれないので、電車には乗らない)

今回は、彼女にとって、とっても大きな収穫が、ありました。
他人って、やさしいし、困ってる人を見たら助けてくれる。
少しだけ、手を差し出しにくい状況を、自分が作っていた。
次に、電車に乗って、気分が悪くなっても、誰かが助けてくれるかも・・。

次回、2週間後に会うことを、約束して、今日は彼女と分かれました。